意識・魂・ハイヤーセルフ・本質の違いとは?|スピリチュアル用語をやさしく解説
「意識」、「魂」、「ハイヤーセルフ」etc…
これらは少しずつ言葉の意味が違っていて、混同しがちです。
そこで今回は、それぞれの意味をまとめてみました。
・言葉はなんとなく知っているけれど、それぞれの違いまでよくわからない
・スピリチュアルなことをもっと奥深くまで理解して、文章を読んでみたい
・自分の中にあるさまざまな存在を、もっと深く知りたいと感じている
わたし自身も、本を読む中でこれらの言葉と出会い、なんとなく意味は掴めていましたが、
それぞれの違いまでは理解していませんでした。
しかし、細やかな意味の違いを知ることで、
同じ文章でも、より深く理解できるのでなないかと思い、
作成してみました。
☁「意識」とはー
魂と世界が出会うときに生まれる、「世界を感じる力」。
気付いたり、考えたり、感情を抱いたり、
それらすべてが意識の働き。
しかし、意識は固定されたものではなく、
風のように流れ、雲のように形を変えて、常に変化をする。
魂の「目」や「心」とも呼ばれ、この世界の移ろう景色を見て、感じ取る力。
✨「意志」とはー
魂が「体験したい」と願うことに向かって進もうとする、内なる力のこと。
これは外から与えられたものではなく、魂の内側にある「方向性」のこと。
感情に流されず、思考にとらわれない “魂のまなざし” のようなものともいえる。
・どんな状況でも「やっぱりこれが好き」と感じること
・何度諦めても、「やっぱりやりたい」と思うこと
・言葉にできないけど「ここに進みたい」と感じる方向
これらはすべて意志が示しているサイン。
意志がはっきりしてくると、たとえ迷いや不安に巻き込まれても、自分へと戻ってくる道を思い出せるようになる。
🌏「魂」とはー
生まれる前から在る、「存在そのもの」。
魂は、何度生まれ変わっても変わらない、 ”わたしの核”となる部分。
また、意識を宿し、「体験したい」、「学びたい」という意志をもっている。
長い旅を続けてきた存在で、たくさんの経験と記憶を蓄える。
人生の中で起こる苦しみや喜びを通じて、
自分の「本質」に近づこうとする冒険者のような存在。
「より深く在る」ことを学び、育つ。
「自分は何者で、なぜここに来たのか?」という問いに深く根差していてる。
魂のさらに奥に、「本質」を秘めている。
🍃「ハイヤーセルフ」とはー
魂という樹の、最も空高く伸びた枝のような存在のこと。
魂の、より俯瞰的で目覚めた存在。
この人生だけでなく、魂全体の流れを見通してる。
魂全体を導く、中心的な存在。
魂が地上に降り人生を歩むとき、”上空から見守っている高次の自分”で、
愛と調和と叡智に満ちている。
肉体には宿らず、意識の上層・霊的な空間にいる。
命令や強制はせず、直観や気づきという柔らかなかたちで導いてくれる。
”こうあるべき”といった思考から離れ、
自分の内側の静寂に意識を向けることで、繋がりやすくなる。
☄「本質」とはー
すべての存在に内在する「変わらない核」のこと。
個としての性質を持ちながら、全体ともつながっている。
魂がこの世で発揮しようとする最も純粋な性質や光のこと。
名前、性格、考え方、過去や役割、すべてを手放しても、最後にそこに在るもの。
それは「内側の静けさ」や「深さ」に宿っている。
外側の情報や評価では見つけられない、
感情の奥・沈黙の中・見たくない影のさらに奥にある。
外側の変化に影響されることはなく、自分の軸(根)を思い出させてくれるもの。
とても繊細で、純粋で、傷つきやすい一面がある。
そのため無意識のうちに厚い層で守られていることが多い。
また、繊細だからこそ美しく、強い。
そして、傷つきやすいのは、壊れやすいからではなく、深く愛する力をもっているから。
裸で繊細な、ちょっとした言葉やエネルギーでも震えてしまうような
”むきだしの命”のようなもの。
繊細で、深く感じ、嘘がつけない。
本質の声はとても小さくて静かである。
社会や人間関係、情報があふれてる中ではかき消されやすい。
本質は静かで動かないとされる。
魂もハイヤーセルフも「本質」に沿って生きている。

✎ 小さなまとめ
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
精神世界の言葉たちは、ときに曖昧で、抽象的に感じられることがあります。
どれも似たように感じられる言葉たちですが、
ひとつひとつ、丁寧にみてみると、
それはわたしたちが自分をより深く知るためのヒントが、
たくさん散りばめられているように感じます。
より深く自身を理解するために、
すこしでもお役立ちできれば幸いです。


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